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広島支店で大規模危険物災害訓練

 内外輸送は10日、広島支店(広島県安芸郡坂町)で大規模な油槽基地危険物災害訓練を実施した。官民の防災関係者ら多数が参加、また船艇、車両、ヘリコプターも動員しての訓練となった。

 今回の訓練は危険物基地における屋外タンク火災および油流出事故の発生を想定して、官民の防災関係機関が協力して訓練を実施することで連携強化と防災意識の啓発を図ることが目的。

 訓練は安芸灘を震源とする震度6弱の地震で広島支店のタンクローリー積み場で、タンクローリーから火災が発生。さらに2次災害として屋外タンクから大量のアルコールが漏洩した。また、桟橋に接岸して、同油槽基地への荷揚げ作業中の船舶の燃料タンクが破損し、大量のA重油が海上流出したとの想定で行われた。

(2016/6/17 化学工業日報 掲載)

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