日本タンクターミナル協会
勉強会を開催

日本タンクターミナル協会(JTTA、会長・小幡柾夫内外輸送社長)はこのほど、東京都港区の国際文化会館で例会(勉強会)を開催した。同協会の関東および関西支部の会員、関係者ら44人が参加した。
勉強会では、総務省消防庁消防大学校 消防研究センターの西晴樹火災災害調査部長による「屋外タンク貯蔵所の事故事例と安全対策」と題した講演が行われた。近年の屋外タンクや同周辺施設における地震や火災などにともなう事故・被害事例を挙げながら、これまでの調査事例に基づく事故原因や具体的な安全・防止対策を解説。石油コンビナートの地震時被害推定システム構成なども紹介し、「こうしたものを活用することによって、今後の安全・予防策に寄与することを期待したい」との見解を示した。
その後、参加者による懇親会が行われた。
(2018/4/3 化学工業日報 掲載)