News

日本タンクターミナル協会
鹿児島の石油備蓄基地で研修会

 日本タンクターミナル協会(JTTA、会長・小幡柾夫内外輸送社長)はこのほど、鹿児島県いちき串木野市で「JTTA平成30年度研修会」を開催した。同市内の石油備蓄企業である日本地下石油備蓄・串木野事業所および、ちかび展示館で、175万キロリットルの備蓄容量を持つ地下施設や貯油施設などの見学・研修を実施し、会員企業から25人が参加した。

 見学したのは、高さ22メートル、幅18メートル、長さ555メートルの常圧貯蔵横穴水封固定水床式地下岩盤備蓄タンクのほか、操油設備や用役設備、電気計装設備、公害防止設備、安全防災設備、管理施設などの地下荷役施設、10万DWT級1点係留浮標式係留設備である海上荷役施設、2300メートルの海底原油配管など。

 ちかび展示館は、この地下石油備蓄基地建設時のタンク掘削の際に使用した作業トンネルの入口部を利用して作られたもの。地下備蓄の仕組みなどを分かりやすく体験・学習できる施設となっています。

(2018/6/29 化学工業日報 掲載)

一覧